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そろばん塾ピコ講師の平山です。
数教室を回り、様々な考え・様々なタイプの子を見てきた経験から、一般論でない、役に立つ現場視点の情報を配信していきます。
(この記事とは関係ありませんが、12月より西武立川校が開校になります^^
本校?が昭島校ですので、とても近い場所にあり、地元民としてはうれしい限りです^^)
そろばん塾ピコでは
はじめに基礎テキストの“かぶとむし”(4年生以上は“いるか”)を行い、
そしてそれが終了すると9・10級(同じ問題で合格点が違う)
以降、8、7、6、5、4、3、2、1(級)と進んでいきます。
今回は“基礎編~7級までのレベル・難易度について”解説していきます。
“かぶとむし”で行うことは1桁の足し算・引き算からはいり、2桁の足し算・引き算を習得するまでです。
それだけなら以外に早く終わるんじゃないですか?うちの子は繰り上がりも繰り下がりも出来ますし。
などと思った方も少ない無いと思います。
冊数にすると1冊のみなのですが、カリキュラムにして20項目、問題数にして、1,000問以上をクリアしないといけません。
結構、大変なのです。(そして指導も大変^^;)
※何が大変なのかは、実際にやってみないと実感できませんので省略
そして前回の記事でも少し触れましたが、基礎をしっかりと確実にクリアすることは何よりも重要なのです。
基礎が曖昧なまま、次に進むことはありません。そして、その基礎とは2桁の足し算引き算に他ならないのです。
かぶとむしで1000本ノックをした後の新しいカリキュラムは楽しいもの。
そうです。9・10級からはかけ算が開始になります。
かけ算がわからない場合も九九表を見ながらできますので、割とスムーズかつ楽しく学べることでしょう^^
参考までに…
具体的には20分で
・見取り算は2桁5口を10問(1問10点・100点)
・かけ算は2桁×1桁を20問(1問5点100点)
合計200点満点の6割(120点)以上で9級合格です。
※見取り算の5口とは縦に5つ数字が並んでいて、5回足し算or引き算をするということです
8級にはとうとう、わり算が導入されます。
が、わり算で必要なことは九九と引き算、そして、商を立てる力です。
商を立てる力と言っても、例えば264÷8で初めに3が導き出せれば良いわけですから、そこまで難しい事ではありません。
そして九九は9級で行っており、引き算は基礎編で行っております。
なんの問題もなく、練習に打ち込めることでしょう。
具体的には30分で
・見取り算は2桁10口を10問(1問10点・100点)、
・かけ算は3桁×1桁を20問(1問5点100点)、
・割り算は3桁÷1桁を20問(1問5点100点)、
合計300点満点の6割(180点)以上で8級合格です。
7級は桁数・口数以外には変化が無く、正常進化といった具合です。
7級は例えて言うならばiPhone6からiPhone6sになった様な、そんな感じです^^;
え?たとえが古い?^^;
余談ですが、筆者はモバイルスイカが付いたiPhone7plusに飛びつき、
機種変更しましたが、その後は食指が動かずそのままです^^;
見取りの口数増加で時間不足になり、キツくなってくる子も多少はいるかもしれません。
が、大苦戦するようなものでもありません。
具体的には30分で
・見取り算は2桁15口を10問(1問10点・100点)
・かけ算は2桁×2桁を20問(1問5点100点)
・割り算は4桁÷1桁を20問(1問5点100点)
合計300点満点の6割(180点)以上で7級合格です。
かけ算は掛ける順番や入れる場所に気を付けなくてはいけませんが、
然るべき指導法を行えば、全く問題ありません。経験上ですが、子どもの能力はあまり問われませんね。
という事で、簡潔に基礎~7級までを紹介いたしました。
また6級以降の級も追って解説していきますが、本日はこのくらいにしておきましょう^^
計算力・集中力・忍耐力・判断力、記憶力・想像力・発想力など、一生モノの力を身につけられます。そろばん脳(頭の中のそろばん)を作れます。
よろしければ、キャットリーの特長やそろばんの効果についてもご覧ください。
オンライン校もあります。教室での対面の授業と遜色ない授業をオンラインで実施します。ぜひ体験授業にご参加ください。
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